イントロダクション

刑務所の外、一般人の暮らす世界を「シャバ」といいます。

シャバ(娑婆)とは仏法では、一般の人が生きる世界の事を言います。その世界は、多くの苦しみに耐える自由のない世界ということですが、さらにその世界からより束縛された世界が刑務所などの監禁された環境です。「シャバの空気はうめえなあ」などと刑務所の出所シーンなどで言います。
日々の生活も苦しいこと、悲しいことに満ちていますが、シャバで生きて行けることは幸せなんですね。

刑務所に健さんみたいなかっこいい人はほとんどいませんね。

私達もシャバで精一杯頑張りましょう。

マンション管理士も国家試験ですから、業務上知り得た秘密などを漏らすと、マンション管理適正化法にふれ、最悪懲役だってあるんです。

気を引き締めて勉強しましょう。!

平成24年度 第47問

【問 47】
マンション管理士に関する次の記述のうち、マンション管理適正化法の規定によれば、誤っているものはどれか。

 

1、マンション管理士とは、マンション管理適正化法第 30条第1項の登録を受け、マンション管理士の名称を用いて、専門知識をもって、管理組合の運営その他マンションの管理に関し、管理組合の管理者等又はマンションの区分所有者等の相談に応じ、助言、指導その他の援助を行うことを業務する者である。

 

2、平成24年4月1日に懲役3年、執行猶予5年の判決が確定した場合、平成29年4月1日以降であれば、マンション管理士となる資格を有する者は、国土交通大臣の登録を受けることができる。

 

3、マンション管理士は、マンション管理士の職責に反し、又は職責の遂行に著しく悪影響を及ぼすような行為で、マンション管理士としての職業倫理に反するような行為、マンション管理士の資格やその業務に対する社会的信用や評価を損なうような行為をしてはならない。

 

4、マンション管理士は、マンション管理適正化法第33条の規定により、マンション管理士の登録を取り消されたときは、その処分の通知を受けた日から起算して10日以内に、マンション管理士登録証を国土交通大臣に返納しなければならない。

 

ーマンション管理センター 過去問よりー

解答

誤りを見つけます。を探す。

マンション管理適正化法からの出題。46問以降は点数をくださるような問題と考えて良いですから、あまりひねって考えないで良いはず!ですが???、この問題はエッ!と思った。

 

1、マンション管理士とは、マンション管理適正化法第 30条第1項の登録を受け、マンション管理士の名称を用いて、専門知識をもって、管理組合の運営その他マンションの管理に関し、管理組合の管理者等又はマンションの区分所有者等の相談に応じ、助言、指導その他の援助を行うことを業務する者である。

マンション管理適正化法 第2条 (定義)  左記条項をクリックして内容確認してください。

マンション管理適正化法の第 2条 第 5項の条文と同じ。よって

 

 

2、平成24年4月1日に懲役3年、執行猶予5年の判決が確定した場合、平成29年4月1日以降であれば、マンション管理士となる資格を有する者は、国土交通大臣の登録を受けることができる。

 

マンション管理適正化法 第 30条 (登録)  左記の条項をクリックして内容確認してください。

マンション管理適正化法 30条 1項 の二:
禁錮以上の刑に処せられ、その執行を終わり、又は執行を受けることがなくなった日から二年を経過しない者。

とあります。よって、懲役3年で、執行猶予期間5年が過ぎた日から登録可能と考えられる。よって

 

 

3、マンション管理士は、マンション管理士の職責に反し、又は職責の遂行に著しく悪影響を及ぼすような行為で、マンション管理士としての職業倫理に反するような行為、マンション管理士の資格やその業務に対する社会的信用や評価を損なうような行為をしてはならない。

マンション管理適正化法 第 40条 (信用失墜行為の禁止) 左記の条項をクリックして内容確認してください。マンション管理士の信用を傷つけるような行為をしてはならない。

マンション管理士は、マンション管理士の信用を傷つけるような行為をしてはならない。   これに当たり、

 

 

4、マンション管理士は、マンション管理適正化法第33条の規定により、マンション管理士の登録を取り消されたときは、その処分の通知を受けた日から起算して10日以内に、マンション管理士登録証を国土交通大臣に返納しなければならない。

 

マンション管理士の適正化の推進に関する法律施行規則 第 30条 (登録の取り消しの通知等) 左記の条項をクリックして内容確認してください。

 この規則に明言しています 

 

 

全部。になってしまい、解答が得られませんでした。再検証した処、意外な落とし穴がありました。

 

刑法の執行猶予の欄に
執行猶予の刑法規定に:刑の執行猶予の言渡しを取り消されることなく猶予の期間を経過したときは、刑の言渡しは、効力を失う。赤字の部分の可能性があるらしい。よって、2番の選択肢のみの可能性があります。

この問題の答えは 2 です。

実はマンション管理センターの回答を見ていろんなサイトを検索してこの結論に至りました。

それでも、他の選択肢は疑いなく  なので、 答えは 2 かなと思いました。

 

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