独学で合格できた!!マンション管理士勉強方法!確実に実行1日1問!令和 1年度 第 6問

B!

ヤン・ヨーステン。正式には ヤン・ヨーステン=ファン・ローデンステイン 人の名前です。オランダ人の彼は1600年 リーフデ号という船で日本の豊後(現在の大分県)に漂着しました。リーフデ号は日本史の時間に教わったかもしれません。覚えていますか?イギリス人のウイリアム・アダムスも同乗していました。

1600年は日本ではどんな年だったでしょう。そう、関ヶ原の戦いのあった年ですね。漂着したのは4月、関ヶ原の戦いは9月ですから風雲急を告げるといった頃です。この頃はまだ鎖国はされていませんでした。

ヤン・ヨーステンはウイリアム・アダムスとともに徳川家康に信任され、ヤン・ヨーステンは耶揚子、ウイリアム・アダムスは三浦按針という日本名をいただき、徳川家康の旗本格に召し抱えられました。ウイリアム・アダムスは相模国横須賀逸見あたりに領地をもらい地名の三浦を名字として、仕事である航海士から按針を名としました。

一方、はヤン・ヨーステンは現在の千代田区あたりに屋敷をもらって住みました。この地が今の八重洲になります。ヤン・ヨーステンー耶揚子ーやよすーやえすー八重洲になるのです。地名にはいろいろな起源があるんですね。

横道にそれました。勉強・勉強。

令和 1年度 第 6問

〔問 6〕 集会招集手続きに関する次の記述のうち、区分所有法の規定によれば、正しいものはいくつあるか。ただし、規約に別段の定めはないものとする。

 

ア 区分所有者の5分の1以上で議決権の5分の1以上を有するものが、管理者に対し、会議の目的たる事項を示して、集会の招集を請求した。

 

イ 区分所有者が法所定の手続きに従い管理者に対して集会の招集を請求したにもかかわらず、管理者が2週間経過しても集会の招集の通知を発しなかったため、その請求をした区分所有者が集会を招集した。

 

ウ 専有部分が二人の共有に属する場合、議決権を行使すべき者が定められていなかったときは、管理者は、集会の招集の通知を共有者の双方に発しなければならない。

 

エ 管理者がないときに、区分所有者の5分の1以上で議決権の5分の1以上を有するものが、集会の招集をした。

 

1 一つ

2 二つ

3 三つ

4 四つ

 

ーマンション管理協会 過去問よりー

解答

正しいものはいくつあるか。正しい選択肢の数を求める問題。がいくつあるか?

この問題は、区分所有法の基本問題です。

区分所有法第34条(集会の招集):
1、集会は、管理者が招集する。
2、管理者は、少なくとも毎年一回集会を招集しなければならない。
3、区分所有者の五分の一以上で議決権の五分の一以上を有するものは、管理者に対し、会議の目的たる事項を示して、集会の招集を請求することができる。ただし、この定数は、規約で減ずることができる。
4、前項の規定による請求がされた場合において、二週間以内にその請求の日から四週間以内の日を会日とする集会の招集の通知が発せられなかつたときは、その請求をした区分所有者は、集会を招集することができる。
5、管理者がないときは、区分所有者の五分の一以上で議決権の五分の一以上を有するものは、集会を招集することができる。ただし、この定数は、規約で減ずることができる。

この問題の但し書きに

ただし、規約に別段の定めはないものとする。

と書いてあるので、条文の中の但し書きは考慮しない。

 

ア 区分所有者の5分の1以上で議決権の5分の1以上を有するものが、管理者に対し、会議の目的たる事項を示して、集会の招集を請求した。

区分所有法第34条第3項にある通りです。   。

 

 

イ 区分所有者が法所定の手続きに従い管理者に対して集会の招集を請求したにもかかわらず、管理者が2週間経過しても集会の招集の通知を発しなかったため、その請求をした区分所有者が集会を招集した。

区分所有法第34条第4項のまま   ○です。

 

 

ウ 専有部分が二人の共有に属する場合、議決権を行使すべき者が定められていなかったときは、管理者は、集会の招集の通知を共有者の双方に発しなければならない。

区分所有法第35条(招集の通知):
第2項:
専有部分が数人の共有に属するときは、前項の通知は、第40条の規定により定められた議決権を行使すべき者(その者がないときは、共有者の一人)にすれば足りる。

区分所有法第40条(議決権行使者の指定):専有部分が数人の共有に属するときは、共有者は、議決権を行使すべき者一人を定めなければならない。

「共有者の双方に発しなければならない。」は誤り ✖  です。

 

 

エ 管理者がないときに、区分所有者の5分の1以上で議決権の5分の1以上を有するものが、集会の招集をした。

区分所有法第34条第5項のままです。

 

よって、はア、イ、エの3っつです。

答えは 3  です。

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