この辺の問題で悩んでいるのはいけません。

46問から50問は完璧に得点してください。

過去問8年分5問✕8年分で40問 やってみれば傾向は十分わかります。どこをどう読んでおけばよいかしっかり勉強してください。

「人間は考える葦である」と言ったのは、かの パスカル ですね。

このブレーズ=パスカルさん 大変な方なんです。

哲学者・自然哲学者、物理学者、数学者、発明家、実業家、思想家、キリスト教神学者、等々。並外れた頭の良い人だったのです。頭が良すぎて30代で亡くなってしまったのです。

有名なパスカルの賭け、パスカルの三角形、パスカルの原理、パスカルの定理など彼の現代に残した様々考えは、多くの生活の中で今も使われています。路線バスの考え方の基もパスカルの「5ソルの馬車」が元になっているんだとか・・・。

さあ、気を取り直して勉強しましょう。


平成30年度 第47問

〔問 47〕 マンション管理適正化法の規定によれば、マンション管理業者に関する次の記述のうち、正しいものはいくつあるか。

 

ア マンション管理業者は、国土交通省令で定めるところにより、当該マンション管理業者の業務及び財産の状況を記載した書類をその事務所ごとに備え置き、その業務に係る関係者の求めに応じ、これを閲覧させなければならない。

 

イ マンション管理業者は、自己の名義をもって、他人にマンション管理業を営ませてはならない。

 

ウ マンション管理業者は、管理組合から委託を受けた管理事務のうち基幹事務については、これを一括して他人に委託することができる。

 

エ マンション管理業者は、管理組合から委託を受けて管理する修繕積立金その他国土交通省令で定める財産については、整然と管理する方法として国土交通省令で定める方法により、自己の固有財産及び他の管理組合の財産と分別して管理しなければならない。

 

1 一つ

2 二つ

3 三つ

4 四つ

ーマンション管理協会 過去問よりー

解答

正しいものはいくつあるか。  ◯ の数はいくつ?

 

ア マンション管理業者は、国土交通省令で定めるところにより、当該マンション管理業者の業務及び財産の状況を記載した書類をその事務所ごとに備え置き、その業務に係る関係者の求めに応じ、これを閲覧させなければならない。

マンション管理適正化法 第79条(書類の閲覧):
マンション管理業者は、国土交通省令で定めるところにより、当該マンション管理業者の業務及び財産の状況を記載した書類をその事務所ごとに備え置き、その業務に係る関係者の求めに応じ、これを閲覧させなければならない。

文言通りです。記憶しておいてください。     です。

 

 

イ マンション管理業者は、自己の名義をもって他人にマンション管理業を営ませてはならない。

マンション管理適正化法 第54条(名義貸しの禁止):
マンション管理業者は、自己の名義をもって、他人にマンション管理業を営ませてはならない。

文言通り、覚えておいてください。

会社名を信頼して管理を委託するマンション管理組合もかならずあるはず。名義貸しは禁止です。   。

ウ マンション管理業者は、管理組合から委託を受けた管理事務のうち基幹事務については、これを一括して他人に委託することができる。
先ず、基幹事務とはなにか?
基幹事務とは:
・会計の収支。
・出納。
・マンション維持・修繕に関する計画と実施。

基幹事務は重要な業務であるから下請け業者への一括再委託は禁止。一括して他人に委託することができる。は間違い。    です。

エ マンション管理業者は、管理組合から委託を受けて管理する修繕積立金その他国土交通省令で定める財産については、整然と管理する方法として国土交通省令で定める方法により、自己の固有財産及び他の管理組合の財産と分別して管理しなければならない

マンション管理適正化法 第76条(財産の分別管理):
マンション管理業者は、管理組合から委託を受けて管理する修繕積立金その他国土交通省令で定める財産については、整然と管理する方法として国土交通省令で定める方法により、自己の固有財産及び他の管理組合の財産と分別して管理しなければならない。

マンション管理会社が倒産してしまったときに預金等を管理会社と委託マンションと分別できれば、各委託マンションの財産は守ることができます。分別してない場合、裁判所によって全額差し押さえられてしまい委託管理組合に被害が及びます。

分別して管理しなければならない。は   。

この問題の答えは、正しい説明は3っつですから、  3  です。

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