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このロゴを見ない日はないでしょう。日本中にあって、非常に便利なお店ですね。

コンビニエンスストア文字通り便利なお店です。

昭和49年に東京都江東区の豊洲に第一号店ができました。この頃の宣伝文句は「セブンイレブンいい気分。開いててよかった。」でした。朝の7:00から夜の11:00まで開店しているお店でした。

当時はこれで珍しかったのです。いまは都内を見渡せばコンビニエンスストアは一度に三軒も見つかるほど密にあり、24時間営業がほとんど。なんでも売っていて、銀行や宅配業、郵便の機能も持っています。コピーもでき通信もできます。

進化著しい業種ですが、もとを糺せば、アメリカの氷屋さんがその発祥。

テキサス州のオーククリフと言う街のサウスランド・アイス社のジョン・ジェファーソン・グリーンと言う人が、お客さんから「氷だけじゃなく、食料品や日用品も店においてくれ」と言われて、それらを店に置くようになったらみんなが便利だと言って評判になり繁盛して、支店を出すまでになり広くチェーン展開したのです。

そして、御存知の通り、イトーヨーカドーが経営権を買受けてセブン&アイとして現在は展開しているわけです。

コンビニエンスストアーはセブンイレブン、ローソン、ファミリーマート他展開中です。

     

今日の問題と関連はないのですが、思いついたので書いてみました。

閑話休題、閑話休題。

36問

 

〔問 36〕 マンションの建物及び設備の維持管理に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。

 

1 大規模修繕工事前に実施する調査・診断の一環として、竣工図書、過去に行った調査・診断結果、修繕履歴等の資料調査を行う。

 

2 予防保全の考え方にたって、計画的に建物及び設備の点検、調査・診断、補修・修繕等を行い、不具合や故障の発生を未然に防止することとした。

 

3 建築基準法第12条第1項に規定する特定建築物の定期調査のうち、竣工後3年以内に実施する外壁タイルの調査は、目視により確認する方法で足りる。

 

4 中低層鉄筋コンクリート造の既存マンションに対して一般的に行われている耐震診断の評価方法には、計算のレベルが異なる第1次診断法、第2次診断法及び第3次診断法があるが、第1次診断法は、簡易な診断法であるため、耐震性能があると判定するための構造耐震判定指標の値が高く設定されている。

 

ーマンション管理協会 過去問よりー

解答

適切でないものはどれか。   を見つける問題です。

 

1 大規模修繕工事前に実施する調査・診断の一環として、竣工図書、過去に行った調査・診断結果、修繕履歴等の資料調査を行う。

竣工図とは:竣工(工事が完成して出来上がった)時点の建物を正確に表した図面。

修繕履歴:修繕した記録。

これらのことを踏まえて大規模修繕を計画、実行するのは当然のことですね。    ○  でしょう。

 

 

2 予防保全の考え方にたって、計画的に建物及び設備の点検、調査・診断、補修・修繕等を行い、不具合や故障の発生を未然に防止することとした。

維持保全とは、竣工時の状態を保全すること。当然  。

 

 

3 建築基準法第12条第1項に規定する特定建築物の定期調査のうち、竣工後3年以内に実施する外壁タイルの調査は、目視により確認する方法で足りる。

建築基準法第12条第1項を見ても、この問題の答えは導かれません。

特定建築物とは:特定建築物とは、「建築物における衛生的環境の確保に関する法律」に定義されている 「相当程度の規模を有する建築物で、多数の人間が使用し、または利用し、かつ、 その維持管理について環境衛生上特に配慮が必要なもの」です。

多数の人が利用するのだから、細心の注意が必要なわけで、タイルの浮きなどは目視でわかるものではなく、テストハンマーによる打診検査が必要になります。

この選択肢が  ✖  です。

 

 

4 中低層鉄筋コンクリート造の既存マンションに対して一般的に行われている耐震診断の評価方法には、計算のレベルが異なる第1次診断法、第2次診断法及び第3次診断法があるが、第1次診断法は、簡易な診断法であるため、耐震性能があると判定するための構造耐震判定指標の値が高く設定されている。

日本耐震診断協会

耐震診断は、まず予備調査により、建築物の概要や使用履歴、増改築、経年劣化、設計図書の有無等の内容を確認し、耐震診断のレベル判断を致します。 調査結果から構造の耐震性の検討・評価を行い、耐震診断の実施後は御依頼に応じて耐震補強案及び概算工事費等も検討致します。



調
現地での目視調査、設計図書の内容の確認、建物修繕履歴等を確認し、目的に応じて診断レベルをご提案致しますが、昭和56年以前に建てられた建物では2次診断が最も有効です。
診断レベルに応じて必要な、基礎・地盤、劣化状況、部材寸法や配筋状況、コンクリート強度試験・中性化試験等の調査を行います。



第一次診断 ・壁の多い建築物が対象(壁式RC造など)
・柱・壁の断面積から構造耐震指標を評価
・計算の難易度 : 簡易
構造耐震判定指標:0.8
第二次診断 ・主に柱・壁の破壊で耐震性能が決まる建築物
・柱・壁の断面積に加え、鉄筋の影響も考慮し、構造耐震性能を評価
・計算の難易度 : 高い
構造耐震判定指標:0.6
第三次診断 ・主に梁の破壊や壁の回転で耐震性が決まる建築物
・柱・壁(断面積・鉄筋)に加えて、梁の影響も考慮し、建物の保有水平耐力を求める診断法
・計算の難易度 : 非常に高い
構造耐震判定指標:0.6

 この選択肢は    。

 

この問題のこたえは  3  です。

選択肢 1,2は当然  。  2分の1の問題ですが、選択肢3の「目視により確認する方法で足りる。」という表現は、怪しい。・・・ですよね。

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