日本は火山国であり、地震が多い。2011年3月11日の東日本大震災や1995年1月17日の阪神大震災は忘れることのできない大災害です。
マンションの設計にも地震対策が欠かせません。
マンションの地震対策には「免震構造」「制震構造」「耐震構造」という3通りの対策があります。
「免震構造」とは建物と基礎との間に装置を入れて地震の揺れが直接建物に伝わることを防いで、被害を少なくする構造です。
「制震構造」とは建物の骨組みに制震装置(ダンパー)を取り付けて地震のエネルギーを吸収させ、被害を少なくする構造です。
「耐震構造」とは建物の壁を耐力壁にし、梁や柱を頑丈にして、文字通り建物が地震に耐えられるようにしたものです。